先日、中古ですがKinectを買いました。

もう生産が終了しているということで、街中のゲームショップ、中古ショップを巡りましたが、在庫がありませんでした・・・。

なので、仕方なく中古をAmazonで購入しました。

購入したKinect。中古でもかなり状態は良かったです。5700円。

 

なんでKinect使うの?

そもそもKinectは、2010年に発売されたXbox360の周辺機器です。

モーションや音声を認識するデバイスで、体が丸ごとゲームのコントローラーになるというものです。

発売後、わずか数ヶ月でKinectをXbox以外でも使えるようにするコードが公開され、それ以降たくさんの作品に利用されています。(通称「Kinect Hack」と呼ばれる動き)

※今回購入したXbox360のKinectは、「研究・開発目的にのみ使用できる」ものであり、商用利用などはできません。商用利用できるものや、さらに性能が上がったものも発売されましたが、現在入手困難です・・・。

 

Kinectの構造はだいたいこんな感じです。

首のところにはモーターがついていて、ソフトウェアから角度を調節できます。

とくに注目したいのは、「深度センサー」です。

赤外線パターンを照射し、物に当たったときの歪み(変化)から深度・奥行きを読み取ります。

これによって、カメラからのRGB情報の他に、深度(奥行き)や形状のデータを取得することができます。

この機能を先に書いた「Kinect Hack」によって、さまざまな環境で利用することができます。

 

 

openFrameworksで使うには

私の大学で使っているクリエイティブコーディングのライブラリである「openFrameworks」の環境で動作させます。

 

繋いだだけでは動かない

実は、めちゃくちゃハックされているKinectもPCに接続しただけでは動いてくれません。

Kinectを認識するためのドライバーが必要です。

ドライバーのインストールからopenFrameworksで用意されているexampleを動作させるところまでを書きます。

 

※ちなみに、私のPCの環境はこんな感じです。

OS:Windows10 Home(64Bit)

プロセッサ:Corei7-6700HQ CPU @2.60GHz

メモリ(RAM):8GB

openFrameworksのバージョン:0.9.8(2017年11月22日現在、最新のもの)

 


①openFrameworksの入手

openFrameworksのWebサイトから最新のものをダウンロードしてください。

ダウンロード:http://openframeworks.cc/ja/download/

自分の開発環境に合ったものをダウンロード。

私はVisualStudio2017(2015)を使っています。

openFrameworks環境の整備と使い方については、ここで詳細な説明は省きます。

環境の整備について簡単に言えば・・・

  • ダウンロードされたzipファイルを展開してCドライブ直下に置く(というかどこでもよい)。
  • MicrosoftのページからVisualStudioを手に入れる。
  • C++の開発環境を入れる。(VisualStudio2017の場合は、この過程がすごくわかりやすくなったので簡単です)。

このままだと、私ももやもやするので、あとでNOTEのページにでも書いておきます。

 


②ドライバーをインストールする。

まず、ドライバーの場所を確認します。

openFrameworks専用のKinectのドライバーが、①でダウンロードしたフォルダの中に入っています。

私の場合は、「C:\of_v0.9.8_vs_release\addons\ofxKinect\libs\libfreenect\platform\windows\inf」に3つのフォルダが入っていました。

(①の通りにCドライブの直下に入れていれば、同じ場所にあると思います。)

それぞれ別々のドライバーです。

 

次は、「デバイスマネージャー」を起動します。

Windows10なら検索バーから一発です。

 

ここで、初めてKinectを接続すると・・・

このように、「ほかのデバイス」の項目に「Xbox NUI ○○」という名前が表示されます。

これを右クリック→ドライバーの更新→コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索まで進んでください。

参照するドライバーは、先ほど見つけたopenFrameworksフォルダの中にあるものを指定する。

(例)Xbox NUI Motorであれば、

C:\of_v0.9.8_vs_release\addons\ofxKinect\libs\libfreenect\platform\windows\inf\Xbox NUI Motor

※「サブフォルダーも検索する」にチェックが入っているかを確認します。

 

「次へ」に進むと、インストールが完了します。

画像は、「Xbox NUI Motor」ですが、同様に「Xbox NUI Audio」と「Xbox NUI Camera」もインストールします。

 

これで、ドライバのインストールは完了です。

 


③サンプルで動作確認する

openFrameworksのフォルダの中には、いくつかのサンプルプログラムが同梱されています。

Kinectを使うものを今回は起動させてみます。

場所はopenFrameworksフォルダの中の「examples\addons\kinectExample」

「kinectExample.sln」というソリューションファイルをクリックするとVisualStudioが起動します。

ここまで来れば、あとは「ローカルWindowsデバッガー」でビルドしてみましょう。

 

うまくいくとこんな感じの画面が出てきて、カラー映像や深度情報が表示されるはずです。

Kinectから取得している映像と深度情報。

 


というわけで、今回はKinectをopenFrameworks環境で動作させてみました。

なぜこのような記事を書いたのかというと、openFrameworksでの起動方法を書いているサイトが、まったくなかったからです。

私はここまで来るのに4時間も費やしてしまったので、同じような人たちが今後現れないように、まとめておきました。

openFrameworksとかVisualStudioの具体的な使い方は省きましたが、どこかの誰かにこの内容を役立ててもらえれば嬉しいです。

これはスタート地点なので、Kinectで面白いことができるように色々考えてみます。

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